builderscon tokyo 2018に行きました #builderscon

掲題のとおりです。今年も金土で行きました。
去年の様子は以下のとおりです。

uvb-76.hatenablog.com

知らなかったを知れたトーク

Electronによるアプリケーション開発事情2018

Electronのパッケージングに関する情報が丁寧に紹介されていたのが印象に残りました。
私が調べてたときのElectronって、パッケージングで2種類以上のコマンドを叩かなきゃいけない状態だったと記憶をしているのですが、今はelectron-builder一つで簡単なパッケージングならこなせてしまうのですね。

JavaCardの世界

クレカやsimの中でまさかJavaが動くとは思ってなかったし、唐突に出てくる「Core O.S」(Dockerは関係ない)や「無限のクロックサイクル」等楽しいワードが飛んできて聞く側も楽しめました。
一方でROMの容量やJavaのバージョン等の厳しい制限の中での開発は色々と苦労がありそうだなと感じました。

この仕様を知っている人は大体が「業務で知り得た知識を外部にもらせない場所でやってる人」だと思っていて、この話を聞ける機会があるというだけでも大変貴重だなと。

ファミコンエミュレータの創り方

ブラウザ上で動くファミコンエミュレータを作るだけでも驚愕なのですが、発表ではコードの話はわずかで、大量のファミコンの仕様について超高速で解説するエクストリームな発表でした。

  • 大きなボスのグラフィックは背景に描画して、背景動かすことによってボスが動いているように見せる
  • 描画時にはブラウン管の描画を再現すべく、ラインの改行と全てのドットを描画したあとにまた描画のポインタを先頭に戻す処理時間を考慮する

等当時の制約が大量にあり、とても再現が大変そうだなーと思いました。
というかバーチャルコンソール等のゲームってこの仕様を再現して移植してるんでしょうか…

ほぼ直感で部屋を選んで聴くスタイルを取ったところ、ハード系が意外と多くなったなといった感じです。

昼飯

1日目はMADE IN HANDSのハンバーガーを食べました。 www.made-in-hands.com

少しお値段はしましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。
ついでに頼んだジンジャーエールもメッチャ良くて夏の終わりにぴったりでした。

2日目はとんかつ三田の焼肉定食を。 知り合いと食べてたら集団が無限に二階に上がっていてその収容人数に驚いていました。 よくもわるくも味は普通。 雑に入るなら最高だと思います。

フィードバック

これ去年も思ったのですが、ABCDEの部屋名と位置を改めると親切なんじゃないかなと思いました。

  • タイムテーブルはテーブルの左から「A、E、B、C、D」
  • 実際の部屋の配置は建物の奥から「A、D、C、B、E」

と一致していないのが不親切かなと。
部屋の入り口にその部屋のタイムテーブルがあると更によさそうに思います。

あとクロージングは司会2人にして足りない情報を補足できるようにしておくといいのかなと勝手に考えていました。

そういえば

毎年Yapcやbuildersconで一年に1回だけ合う方がいらっしゃるのですが、今年はスタッフになっててびっくりしました。自分自身も去年とは違う名札柄で参加していたので、揃って立場を変えて参加していたことになります。ちょっとおもしろかったです。

あと個人的な活動としては、キーボード沼に落とし込む発表をする同僚のためにHelixのOLEDとか作ってました。

今年はそんなことやこんなことがあったり、知人をいくらか参加に巻き込むことができたりと個人的にも良かったんじゃないかなぁと思っています。 来年も参加したいなあ。