RubyKaigi 2024にヘルパーとして参加したりRubyMusicMixinで曲を流したり

毎年恒例の活動と生活の記録。今年はなんか色々やっていた。

沖縄だし今年は旅行がてらゆるっと行くかーと思って仕事を休みにして自費で参加した。もちろん今年もも所属しているGMOペパボ株式会社から旅費宿泊費チケット代の全額補助を受けて参加することもできたが、一回ドカッと休んでみたかったので。

ただ、最近カンファレンスに登壇もできないただ参加しているだけの人間と化しているの微妙な気持ちになってきたので、自分にできることをやろうと思ってあれこれ手を上げていた。それが当日ヘルパーだったり、RubyMusicMixinへの出演だったりする。

予習

社内では毎年恒例のお昼休みにタイムテーブルを眺めてセッションの概要を把握する会をやったり、各々の気になりセッションをさらに深堀りする会を直前に開催したり。自分はGotanda.rbやSmartHRの事前勉強会で @osyoyu さんのPf2の話を聞いていたのでプロファイラの基礎知識を仕入れたり、ライブラリのRust実装読んだりRust extension Gemの作り方を把握したりしていた。

RubyKaigi 2024事前勉強会 (SmartHR主催) と Gotanda.rb#58 で発表しました - osyoyu.com/blog

聞いたセッション

The depths of profiling Ruby - RubyKaigi 2024

予習は前述の通り。セッションではさらに深堀りしていて、プロファイラに求められること、実際に何をしているのかが話されていた。実行しているメソッド情報を周期的にサンプリングするための周期であったり、その周期を図るタイマーの対応だったり、RubyとCの複数の言語のスタックトレースを呼び出し順に並び替えたりと色々やってることがわかって面白かった。

Unlock The Universal Parsers: A New PicoRuby Compiler - RubyKaigi 2024

picorubyのparserをLramaで作ったparse.cからコンパイルして乗っけてみようとしたけど、生成した静的ライブラリ (libruby-static.a) が色々くっついてて重いからダイエットに挑戦した話、という理解をしている。作ってるならそれに乗っかっていこうという流れは素敵だと思う。

Adding Security to Microcontroller Ruby - RubyKaigi 2024

PicoRubyでTLSしゃべるにはの話。OpenSSLはでかいし、Base64がなかったりと色々な苦労がスライドから伺えた。

From LALR to IELR: A Lrama's Next Step - RubyKaigi 2024

Ruby Parser開発日誌 (13) - Ruby Parser Roadmapをつくった - かねこにっき

ロードマップのやりたいことの一つを進めている話。スキャナーレスパーサーに持っていけば表現が楽になるって話なのかな?IELRは初めて聞いた。

ヘルパーのしごと

会期中は受付として提示してもらったQRコードをスキャンしたり、スタンプラリーのピンバッジを渡す係として動いていた。英語の話力がまだまだ足りない。素直に話せる人にパスしてしまうこと多数だったので精進が必要。あとはオフィシャルパーティの会場がわかりにくくて必要以上に参加者を歩かせてしまったのが心残り。現地で案内に奔走してたけどTL追って全体案内出せば良かったと今となっては本当に思う。

RubyMusicMixin

conference.pixiv.co.jp

自分にとってはこっちがある意味本編。2Fラウンジで40分の時間をもらってかけていたのでした。40分、RubyKaigiのトークよりも長い。

www.mixcloud.com

きっかけ

去年の松本がたのしかったので。今年の2月にDDJ-FLX4を買ってコソ練を始めていたのであった。なので、人前で回したのは今回が始めて。

選曲

基本beatmania IIDX等の音ゲー曲の中からオシャレなものを中心に組んで、それだけだと曲を知らない人が飽きると思うのでベッタベタな曲もところどころで差し込むようにして平和に収めるつもりだったんだけど、中盤以降で自我が出てしまった。また、自分の前の時間に出ていた@sylph01さんも音ゲー曲流すということは事前にわかっていて、かなり早い段階から選曲の手札見せ合いつつ被りが出ないように調整をしていた。

  • 沖縄だし海っぽい曲いれたいよねというところでそれっぽい感じの曲で前半を埋める
    • 沖縄だし海っぽい音ゲー曲といえばそうMemory of Beachですよね
      • SteamでDJMAX Respect Vのサントラが販売されています
        • DJMAXみんなやろう
    • 気がついたら前半ずっとサックスが鳴ってた
  • 自我としてのHardBass
  • 0時過ぎたのでシンデレラ
  • リクエストにお答えしてすむ〜〜〜ち、SigSIg

弐寺の旧作に関しては初代から15までのベスト盤があるんだけど、結局それに頼らずセトリを組めた。ちなみに最後までSummerblue入れるか迷ったし、なんならもっとHardBassしたかった。

本番

  • Master tempo のボタン押し忘れてピッチが
  • バックスピンかけたら勢い余って再生方向逆方向になってCUE押しても曲流れなくて焦る
  • 2000Nexus(2じゃない)ほんとに大変...
    • FLAC再生でいないの?隣のプレイヤーの波形でないの??
    • Ruby 1.xで開発している気分
  • 当日2フロアあることが知られていなかったのと、参加者がラウンジへ向かう動線が結構難しかったのでもっと宣伝すれば良かった
  • 来てくれたひと、宣伝してくれたひとありがとうございました

当日面白ポイント

次回はメインフロアで床揺らしましょう。

感謝

  • ラウンジ2Fまで聞きに来てくれた皆様
  • 実機の操作方法の相談に乗ってくれた同僚@F_YUUCHI
  • 無料でレクチャーしますよって書いてたので相談のってみたらMixや選曲のコツからrekordboxの設定まで2時間くらい話をしてくれた島村楽器ラゾーナ川崎店の店員さん

生活

装備

当日ヘルパーやるなら足まわりまともな靴のほうがいいよな〜とか思ってクッションふっかふかの夏靴を見つけて買った。会期中は常にふらつき回ってたけどこれのおかげで疲れ知らずであった。

Day 0

午前中に移動。

去年から otoge.rb と称してゲーセンで音ゲー(主にDDR)やってる会合があるのだけれども、今年も開催されたので参加した。今年の会場は那覇から離れた宜野湾だったのでシャトルバスで移動。最終的に6人(多分)が集まってDDRの筐体を踏んでいた。

夜はESM社のナイトクルーズ。あいにくの天気だったけど1日目にむけてのワクワクをぶつけ合う会になってて良かった。

Day 1

ヘルパー受付業してたら一日終わった。夜はオフィシャルパーティ、ペパボの同僚と居酒屋、ステーキハウスを梯子したのち、一杯飲んでおわり。

Day 2

ヘルパー業はもともとお休みにしていて、純粋にRubyKaigiに参加する日にした。昼はソーキそば。夜はLeaner Technologies社のドリンクアップ。ここでも色々な話が聞けた。心配事も一つ減った。

Day 3

ヘルパー業。スタンプラリーのピンバッジ渡す係になっていた。会期終了後は会場の撤収業。集められたスポンサーブースの荷物をトラックまで運んだり、準備された掲示物を剥がしたり。撤収業は祭りの後感あって結構好きだったりする。20時前には大体終わり。

アフターパーティに行きたかったんだけど、RubyMusicMixinの準備があるので諦めてホテルに戻った後に会場へ。メインフロアの爆音に心躍らせながらラウンジで音出し。あとはお祭り。

Day 4 以降

レンタカー借りて美ら海行くなど色々観光してたんだけど月報に書こう。


今年も終わった後ロスが来て絶不調になるくらいにはいいKaigiになりました。オーガナイザーの皆さま、いつもありがとうございます!!それではまた松山でお会いしましょう。

会期中に撮った雑多な写真群はここに。 RubyKaigi 2024