GitHub Actions 実践入門を読んだ

booth.pm

技術書典8が中止になったので、興味ある本は買っていこうと思い買った本のうちの一つ。この前読みながら写経してたので記録に残す。

どんな本か

GitHub Actions ができること、yamlファイルの記載方法、GitHub Actionsから実行できるアクションの作成方法、公開方法についてがコンパクトに纏められている。

あまり、CIに触れてきていなかったので、マトリックステストの項目ではそんなことできるの〜と感心してしまった。また、GitHub Actionsを公開できることで、CIに必要な機能をサクッと拾ってこれるのもとても便利だと感じた。

GitHub Actions で感心したこと、メモ

仮想環境内に入っているツール、言語類がまとまっている記載

ワークフローのトリガーとなるイベント

秘匿情報

リポジトリのSettings Secrets から設定し、 secrets.FOO の形で参照できる。Actionsの実行ログはちゃんと *** でマスクされる。

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組み合わせテスト

storategy を設定することによって、複数の環境での組み合わせテストも簡単に実行できる。便利。

成果物

actions/upload-artifact というActionsを使うと、CIを実行中に生成した成果物をGitHub上にアップロードできる。ダウンロードも同様にActionsが提供されている。setup-ruby もそうなんだけど、 https://github.com/actions/ の一覧を見れば大体のことはできそう。


ymlの書き方から、実際に手を動かして自動テストをCIで実現するまでを体験できるので、GitHub Actions からCIを触る人にもおすすめ。

次はOpenAPI 3を完全に理解できる本か やりかけの RubyでつくるRubyのどちらかを読んで行こうかな。