情報安全確保支援士受かったので登録申請だした

春の情報安全確保支援士の試験を受けて合格した。
昨年秋に午後2で爆死したので2回目で受かった感じ。

まあまあかなとか言ってるけど今見返すとマジでこいつ何言ってるんだ感。

受験編

やったこと

HTTP/2しゃべるサーバ自力で立てればネットワークとかサーバーアプリケーションの設定とか証明書とかだいたい分かるので良い気がしてる。

試験問題対策としてはとりあえず参考書で概念抑えて、通勤中に過去問道場ポチポチして穴ふさぐっていうのを秋にやってたので、それを継続。
更に午後問で爆死したのを受けて、午後問対策があるポケットスタディを買って流し読みした。

今回受けた試験の午後問は今までやってきたことがまるまる出てきたので楽に解けた。Cスコシわかるし、Webサーバーもやったし。
逆に正直これわかってないとWeb屋として生きていけなさそう…っていう気持ちもあったのは確か。

登録編

で、こっちが本編。
この試験は合格すると「試験に受かった」という事実しか認められなくて、別途登録申請を行うことで「情報安全確保支援士」を名乗ることが出来るという。
馬鹿みたいに高い登録料と更新料から見送るつもりだったんだけど、いくらか会社負担にしてくれるとのことだったので登録業を行うことに。 これがなかなか苦労したので記録に残す。

まず、登録に必要なものは引用すると以下のとおり。 必要なものは申請ページに手引きがあって一応案内してくれてるんだけど、効率的な書き方になってなくて自分の場合色々回り道してしまった。

  • 登録申請書(PDFに入力して印刷し署名押印 登録免許税の収入印紙(9,000円)・登録手数料(10,700円)の振込を証明する書類が必要)
  • 現状調査票(1.と同じPDFに入力して印刷)
  • 誓約書(PDFを印刷し、記入、署名押印)
  • 登記されていないことの証明書(法務局等で取得、原本を提出)
  • 身分証明書(本籍地の市区町村役所などで取得、原本を提出)
  • 情報処理安全確保支援士試験の合格証書のコピー又は合格証明書の原本
  • 戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し(市区町村役所等で取得、原本を提出)
  • 登録事項等公開届出書(PDFを印刷し、記入、署名押印)
  • 登録申請チェックリスト(PDFを印刷し、記入)

めっちゃ多い。

公式サイトからPDFを印刷して書くやつ

  • 登録申請書
  • 現状調査票
  • 誓約書
  • 登録事項等公開届出書
  • 登録申請チェックリスト

登録申請書にJavaScriptが埋め込まれていて、PDFなのに動的にQRコードを生成しやがる。
そのためAcrobat Reader DCがないと詰む。
それ以外は基本書いてハンコ押すと良い。

役所から取り寄せる、もしくは外出の必要があるやつ

  • 身分証明書(本籍地の市区町村役所などで取得、原本を提出)
  • 登記されていないことの証明書(法務局等で取得、原本を提出)
  • 戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し(市区町村役所等で取得、原本を提出)
  • 登録免許税の収入印紙(9,000円)・登録手数料(10,700円)の振込を証明する書類が必要)

これらが本当に心理的難易度を上げまくってる。
身分証明書と登記されていないことの証明書が特に鬼門。

身分証明書

本籍地以外で取得できないので、自分は郵送してもらう事になった。
本籍のある自治体によって必要なものは違うんだけども、自分の本籍のある函館市の場合は

  • 封筒
  • 収入印紙
  • 切手
  • 請求書
  • 身分を証明できるもの(免許とか)のコピー

が必要だった。
往復速達で送ったら3日経たずに届いた。優秀。

登記されていないことの証明書

法務局に行けって書いてるから支所に行ったら「各都道府県の本庁じゃないと申請できないんですよ~~」って言われて終わった。
本庁は東京だと九段下だし、神奈川だと馬車道の駅のすぐとなり。身分証明書や住民票と違って、住んでるところと違う場所でも取り扱ってくれる。
郵送もしてくれるんだけど、郵便局にまた行くよりはと思って今回は九段下の本庁に行った。
自分が行ったときは混んでなかったので、証明書をもらうまで20分もかからなかった。
申請には

  • ハンコ
  • 免許
  • 自分の本籍地がかけること(申請書類に記入欄がある)

が必要。もし本籍地を忘れてたら、身分証明書が届くまで法務局には行けない。
収入印紙も必要なんだけど、法務局で取扱があるので、直接法務局に行くのだったら気にしなくて良い。

手元にあるはず

  • 情報処理安全確保支援士試験の合格証書のコピー又は合格証明書の原本

なくすと合格証明書を取り寄せる必要があり、心理的難易度が跳ね上がる。幸い手元に無くさずあった。

最短ルート(身分証明書を郵送、登記~を法務局に取りに行く場合)

  1. 公式サイトからPDF一式を取得して登録申請書の記入を行う。
  2. 記入した登録申請書とPDF一式をコンビニのネットプリントに投げる。
  3. 公式サイトにある「登録の手引き」の28Pにある宛名のページだけネットプリントに投げる
  4. 本籍のある自治体のサイトから身分証明書の郵送請求書を取得してネットプリントに投げる。
  5. コンビニに行ってPDFと宛名のページを印刷する。ついでに免許、合格証書をコピーする。
  6. 身分証明書を郵送で取得するために郵便局に行く(1回目)。
    1. 封筒に収入印紙、免許のコピー、申請書と返送用の封筒を突っ込んで郵送してもらう。
  7. 住民票を役所等で取得する
  8. 本籍が解ってる時点で法務局に行って登記されていないことの証明書をもらう。
  9. 身分証明書が届いたら申請に必要な書類全部持って郵便局に行く(2回目)。
    1. 10700円振り込んで振込の明細書を取得する。
    2. 9000円の収入印紙と封筒2枚と登録費領収書返送用の切手を買って、領収書をもらう。
    3. 登録申請書に明細書と印紙を貼り付ける場所があるので貼り付ける
    4. 登録申請チェックリストを埋める。ちゃんとやってれば埋まるはず。
    5. 封筒に申請書類全部突っ込んで、最初に印刷した宛名を表書きにはって簡易書留で郵送してもらう。

めっちゃ長い…あとでチャートにしてみたい。 なんだかんだで業務の合間合間に進めてたので、2週間くらいかかってしまった。

登録申請書の記入方法のせいでスマホで完結しないこと、自分の本籍地を覚えているかどうかで法務局に行けるタイミングが変わることには気をつけたほうが良い。
これで申請ミスってたら泣く。